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徳島で有名な「藍染め」をご存知でしょうか?
藍染めの始まりは、生の葉をそのまま摺り付ける方法から、生の葉から採った液汁に付けて染める方法に移り、そして現在よく知られている藍建て(発酵建て)が行われるようになったそうです。
蒅(すくも)や藍玉を用いて藍染めをするには、蒅を染められる状態にすることから始まります。これを藍建てといい、土中に埋めた甕(かめ)に蒅と温水をいれてよくかき混ぜ、アクやフスマを混入して発酵させます。数日して、水面に藍の華という泡がたつと布を染めることができるのです。
徳島の藍住町にある歴史館「藍の館」では、実際に昔ながらの藍汁を使った藍染めを体験することが出来ます。昨年(2007年)の10月に、皇太子ご夫妻がご訪問されたことでも有名です。そこで、藍染め実体験とはどのようなものかと、藍の館に行って参りました。
入館料300円を支払い、早速体験室に案内されるとそこには藍汁の独特な匂いが漂っていました。まず、ハンカチ、バンダナ、ストール、スカーフなどから染物を選び、次に染めのパターンを選び、染めに入ります。一番お手ごろなハンカチ、そして染めのパターンは、皇太子ご夫妻も体験されたグラデーションを選びました。次に、ハンカチを水で濡らして絞り、あらかじめ建ててある藍汁の中に1分ほど浸けます。汁から出し、空気に1分ほど触れさせると色が変化します。これを何度か繰り返すと色が染まります。案内の方の説明によると、藍汁の中には微生物がいて布を浸けると微生物が付着し、空気に触れさせることでその微生物が死に色素に変わるそうです。十分に染まったら流水ですすぎ、脱水してアイロンをかけたら、同じ物は他に一つとないオリジナルハンカチの出来上がりです。思っていた以上にとても綺麗に仕上がりました。布を結んだり、くしゃくしゃにして染める事で変わる染めのパターンによって出来上がりが違ってくる所に楽しさがあると思いました。
徳島に観光に来られたら、是非藍染めの体験をしてみてはいかがでしょうか。出来上がった染物は最高のお土産になることでしょう。